2016年6月に開設された龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)は、犯罪予防と対人支援を基軸とする「龍谷・犯罪学」構築し、龍谷ブランドとして国内のみならず、海外にアピールすることを目標に掲げています。
本学は、40年余の長きにわたり、建学の精神を具現化する事業の一環として、犯罪や非行をおかした人たちの社会復帰を支援する矯正・保護事業を展開してきました。研究、教育、社会貢献を3本の柱として展開する 龍谷大学 矯正・保護総合センター(RCRC)は、日本で唯一の刑事政策に特化した私立大学附設の研究機関として、国の内外から注目を集めています。
当センターの事業は、このような実績を踏まえつつ、犯罪予防と対人支援という視点から、犯罪をめぐる多様な「知」を融合する新たな犯罪学を体系化し、その知見をベースに、多様な犯罪現象をめぐる政策群を科学的に再編し、時代の要請に応える刑事政策の担い手を育成することを目的としています。
犯罪をとりまく現象は複雑で、その対象も多種多様です。これまで日本では、個々の学問領域において独立して犯罪現象が研究されており、学際的な交流は乏しいままでした。西洋諸国のように犯罪現象についてさまざまな研究領域・ステイクホルダーの知見を集積し、意見を交わしながら研究することはできないか?そこで、当センターでは「人間」「社会」「自然」の3つの視点から犯罪をめぐる現象を科学的に研究し、得られた成果を融合させることで、日本における新たな学融領域『犯罪学』の体系化をめざして活動を展開しています。
研究体制 犯罪学研究センター 組織図(部門・研究ユニット) SEE MORE
センター長より ごあいさつ 津島 昌弘(本学社会学部教授・犯罪学研究センター長) SEE MORE
研究スタッフ紹介 CrimRCに参画する研究員・協力員を紹介 SEE MORE
アジア犯罪学会 第12回年次大会(ACS2020) ACS2020 大会成果報告(2021年6月開催) SEE MORE
私立大学研究ブランディング事業 最終報告会 2022年3月5日、深草キャンパスにおいて開催 SEE MORE
動画アーカイブス 「龍谷・犯罪学」に関するムービー・ライブラリー SEE MORE