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Criminology Research Center(CrimRC)

犯罪学研究センター

改革的司法ユニット

2023/05/25 UPDATE

[代表]

石塚 伸一(人間・科学・宗教総合研究センター・研究フェロー、名誉教授)【 >> CrimRCセンター長インタビュー(2016〜2021年度)

[ユニット紹介]

[目的]

本ユニットは、20年余の薬物依存・薬物政策研究の成果を踏まえ、薬物事犯に対する司法・医療・福祉等を包括した総合的で実践的な政策(先進的刑事政策スキーム)を提言する。本ユニットのテーゼ(「統制・処罰から回復・支援への転換」)は、日本の刑事司法に対し大きな変革を求めるものである。政策提言を社会に定着させるためには、地方政府や地域社会、そして一般市民の薬物問題や刑事司法に対する知識と意識の涵養が不可欠となる。よって、ICTを活用した新しい法教育システムの構築(「メタバース模擬裁判」)も併せて試行する。

[テーゼ]

アディクション(嗜癖・嗜虐行動)は、“孤立の病”であり、“立ち直り”のためには、刑事司法の枠組みだけにとどまらない総合的な支援が必要である。統制・処罰から回復・支援への転換を支える社会的基盤の創出を目指す。

[共同研究者]

  • 丸山 泰弘(立正大学・法学部・教授)
  • 加藤 武士(木津川ダルク代表 / 龍谷大学・ATA-net研究センター・嘱託研究員)
  • 市川 岳仁(NPO法人三重ダルク代表)
  • 高橋 洋平(高橋洋平法律事務所・弁護士)
  • 尾田 真言(特定非営利法人アパリ・理事長)
  • 森村 たまき(国士舘大学・法学部・非常勤講師)
  • 山口 裕貴(一般社団法人刑事司法未来・職員、龍谷大学・社会的孤立回復支援研究センター・嘱託研究員)
  • ディビッド・ブルースター(金沢美術工芸大学・講師)
  • 小松原 織香(大阪公立大学・現代システム科学研究科・客員研究員 / 龍谷大学・矯正・保護総合センター・嘱託研究員)
  • 谷家 優子(兵庫教育大学・カウンセラー / 公認心理師)
  • 風間 勇助(奈良県立大学・地域創造学部・講師 / NPO法人マザーハウス・理事)
  • 渡邉 優子(小雀斎漢方針灸治療院・副院長・薬店管理者 / 小雀斎漢方薬店 薬店管理者)
  • 中谷 こずえ(中部大学・生命健康科学部・スポーツ保健医療学科・准教授)
  • 廣末 登(久留米大学・文学部・非常勤講師)
  • 五十嵐弘志(NPO法人マザーハウス・理事長)
  • 暮井 真絵子(龍谷大学・法学部・非常勤講師 / 京都女子大学・法学部・非常勤講師 / 龍谷大学・社会的孤立回復支援研究センター・リサーチ・アシスタント(RA))
  • 中根 倫拓(ミュンヘン大学・法学部・客員研究員)

[連携している研究プロジェクト]

[キーワード]

  • 逸脱行動の多様化
  • “孤立の病”としてのアディクション
  • 当事者の主体性

[Interview]

2020.06.05
【犯罪学Café Talk】ディビッド・ブルースター(David Brewster)氏
2020.03.27
【犯罪学Café Talk】石塚伸一教授(本学法学部)
2019.11.19
【犯罪学CaféTalk】加藤 武士氏(木津川ダルク代表/犯罪学研究センター嘱託研究員)

[News]

2023.03.23
“ウィズコロナの環境における子どもたちの居場所”について考える研修会@舞鶴市を実施【ATA-net研究センター/犯罪学研究センター/社会的孤立回復支援センター】
2023.03.07
「龍谷大学 矯正・保護総合センター研究年報第12号」特集「動く薬物政策2022―薬物政策革命前夜のタイを訪問して」に寄稿
2022.11.05
日本=タイ二国間学術交流(2022年共同研究及びセミナー)シンポジウムを開催
2022.10.18
第35回CrimRC公開研究会にて「EUROCRIM 2022」参加報告
2022.07.07
犯罪学研究センター研究会(2022年度第1回)にて報告
2022.07.02
社会的孤立回復支援研究センター(SIRC)キックオフ・シンポジウムで“えんたく”を実施
2022.06.11
【緊急報告会】緊急報告会】大麻政策の最前線に情報を発信してきたティーチイン 「大転換・タイの薬物政策〜厳罰主義から合法化へ〜」を開催
2022.03.15
「ATA-net研究センター・ RISTEX事業最終シンポジウム」を開催
2022.03.05
犯罪学研究センターシンポジウム(私立大学研究ブランディング事業 最終報告会)セッション2に登壇
2022.02.21
研究ユニットメンバーが書籍『大麻使用は犯罪か? 大麻政策とダイバーシティ』(現代人文社)を出版
2022.01.27
第30回CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会を開催
2021.12.15
薬物依存症回復支援者研修(DARS)京都セミナー2日目・開催レポート【ATA-net研究センター主催/犯罪学研究センター共催】
2021.12.15
薬物依存症回復支援者研修(DARS)京都セミナー1日目・開催レポート【ATA-net研究センター主催/犯罪学研究センター共催】
2021.12.13
【龍谷大学ATA-net研究センター/犯罪学研究センター共催・ティーチイン】第11回「こんにちは。ハームリダクション東京です。 子どもや女性も”薬物”を使うことがあるって安心して話せる社会になるために」
2021.11.02
【龍谷大学ATA-net研究センター/犯罪学研究センター共催・ティーチイン】第10回「大麻とCBD」
2021.10.19
オール京都で再犯防止に取り組む!支援者が集いえんたく会議を実施【ATA-net研究センター/犯罪学研究センター】
2021.10.01
【龍谷大学ATA-net研究センター/犯罪学研究センター共催・ティーチイン】第9回「薬物政策における世界の流れ、日本の流れ 〜日本で、いま、何が起きているのか?」
2021.08.23
【龍谷大学ATA-net研究センター/犯罪学研究センター共催・ティーチイン】第8回「大麻取締法という人権侵害をいつまで続けるのか?」
2021.07.29
龍谷コングレス2021「課題共有型“えんたく”大麻論争とダイバーシティー(多様性):薬物使用は、犯罪か?〜使用罪は、何を奪おうとしているのか?〜」を開催
2021.05.28
【龍谷大学ATA-net研究センター/犯罪学研究センター共催・ティーチイン】第7回「青少年の薬物乱用の現状と課題 ~『ダメ。ゼッタイ。』に換えられるものは何だろうか~」
2021.05.17
【龍谷大学ATA-net研究センター/犯罪学研究センター共催・ティーチイン】第6回「裁判所は大麻の〈有害性〉についてどのように考えてきたのか」
2021.05.07
【龍谷大学ATA-net研究センター/犯罪学研究センター共催・ティーチイン】第5回「薬物政策としての大麻政策 -政策としての歴史的文脈と現在の論点-」
2021.04.27
【龍谷大学ATA-net研究センター/犯罪学研究センター共催・ティーチイン】第4回「日本人が知らない大麻の話〜医療用大麻とエビデンス・ベイスト・ポリシー(EBP)〜」
2021.04.13
【龍谷大学ATA-net研究センター/犯罪学研究センター共催・ティーチイン】第3回「ドイツの薬物政策~使用と所持の法規制をめぐって~」
2021.03.30
【龍谷大学ATA-net研究センター/犯罪学研究センター共催・ティーチイン】第2回「ハーム・リダクションとは何か? 〜非犯罪化、非刑罰化、非施設化のメリットとデメリット〜」
2021.02.22
【龍谷大学ATA-net研究センター/犯罪学研究センター共催・ティーチイン】第1回「薬物使用と非犯罪化〜翻弄(ほんろう)される日本社会」
2021.01.22
「日本における違法薬物統制文化〜研究成果中間報告」を開催
2020年11月-12月
えんたくリーダー養成講座(4日間、全10コマ)
2020.09.22
「ダルクにおける利用者同士及び利用者とスタッフとの『良好な関係性』に関する研究」中間報告会
2020.01.25
龍谷大学ATA‐net研究センター キック・オフ・シンポジウム
2019.11.14
龍谷大学臨床心理学会 第9回学術講演会で報告
2019.10.06
第9回AIDS文化フォーラムin京都「アディクションと偏見、そしてコミュニティへ」
2019.09.29
第9回AIDS文化フォーラムin京都プレイベント「これからの依存症予防教育」
2019.09.26
第12回CrimRC公開研究会(月例)で報告
2019.08.08
京都府 体験型薬物乱用防止学習(模擬裁判)
2019.05.16
第9回CrimRC公開研究会(月例)で報告
2019.03.16
「東アジア薬物依存者回復支援者(DARS)養成セミナー」を開催
2019.03.16
「東アジア薬物依存者回復支援者(DARS)養成セミナー」を開催
2019.02.09
第6回CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会で報告
2018.12.28
龍谷大学 刑事政策公開授業「京都で薬物問題を考える」を開催
2018.06.05
第1回CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会で報告