犯罪をめぐる多様な〈知〉の融合と体系化を目的とし、
「犯罪と人間」(臨床司法心理学ユニット/治療的司法ユニット/矯正宗教学ユニット)
「犯罪と社会」(ISRDユニット/司法福祉ユニット/法教育・法情報ユニット)
「犯罪と科学」(政策評価ユニット/科学鑑定ユニット)
の3つの分野において、ユニットごとに調査研究を展開する。
調査研究によって得られた成果が、社会へ実装されることを目標とし、
「犯罪学カリキュラムの構築」
「犯罪政策の評価提言」
「犯罪学の担い手(実務家・研究者)の育成」
という3つの局面において事業を展開する。
カリキュラムについては、〈報告書の英語版〉を作成し、インターネットを活用して国内にとどまらず国外にも情報を発信することによって、多様な意見を聴取し、以て教育報告書を作成することをマイルストーンとする。
なお、研究成果の社会実装に際しては、公開の研究会・研修会・勉強会等を行い、〈双方向型〉・〈応答型〉の「わかりやすい授業」によって、小中高生・大学生・一般市民との〈知〉の共有に努める。
諸外国の研究者や実務家、大学や研究機関との学術交流によって、日本の犯罪学を国際水準に引き上げるだけでなく、〈世界一安全な国〉における矯正・保護の集積した〈知〉を科学化し、海外に向けて発信することを目標とする。